里芋のお味噌汁

   

里芋のお味噌汁

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最近買い物に行くと店頭には里芋や丸いこんにゃくがたくさん並んでいます。
ごぼうや鶏肉もいつもより多めに並んでいるので不思議に思っていたら、いもたきの季節なんですね。

愛媛県の秋の風物詩「いもたき(いも炊き)」。
いもたきはいりこだしに里芋や鶏肉、にんじんやこんにゃく、松山あげ(油揚げ)などを甘めに煮込んだ鍋で、このいもたきを河川敷などで囲んでお月見する伝統行事です。

さて、今日は9月から1月ごろが旬の里芋を使ったお味噌汁のレシピです。
今回里芋のほかに、にんじんとしめじを使いました。
お好みの野菜を使っていただければと思います。

里芋のぬめり成分のガラクタン(ムチン)には免疫力を高めたり粘膜を保護する働きもあります。
煮物やすましじるに入れる時は煮汁が濁ったり味がしみこみにくくなるため熱湯でゆでるなどしてぬめりを取りますが、今回はお味噌汁ですし栄養も摂りたいのでそのまま使っています。

材料(4人分)

里芋 - 4個
にんじん - 1/3本
しめじ - 1/4株
青ネギ - 適量
だし汁 - 700㏄
味噌 - 大さじ3

つくりかた

  1. 里芋は皮をむき、1cmの半月切りにする。
  2. にんじんは短冊切りにして、しめじは石づきをとって小房にわけておく。
  3. だし汁に里芋と切っておいた野菜を入れる。
  4. アクが出たら取り除き、里芋に火が通ったら火を止め、味噌をとく。
  5. お椀に盛り付けて青ネギを散らしたら完成。

ポイント

  • 里芋が小さい場合は輪切りにしてください。
  • 温めなおす場合、お味噌をといたあとのお味噌汁は沸騰させると風味が落ちるので気をつけます。
  • だし汁とお味噌の量は目安です。お椀の大きさや味の好みでアレンジしてください。

 

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